企業経営は「過去・現在・未来」の流れの中にあるが、収支、収益状況を便宜上
1年間の期間に区分して財務数字と経営指標を把握し、決算処理をして納税するという
サイクルにある。そして、経営計画もこのサイクルに合わせて策定して運用する。
さらに、経営計画は経営理念で始まっている。経営理念は創業の精神、伝承すべき
企業文化であり、社会的使命、ロマンである。企業経営は、この実現をめざして行われている。
次に事業目的、ナンバーワンになるための経営方針があり、この経営方針は企業の個性である。
他の企業にない特長(差別化戦略)であり、この方向付けが未来の生存率を決定づける。
未来の経営環境においてマーケットの存続基盤、戦略ポイントを選択して、新製品開発、
新市場開発、人財開発に必要な経営資源を見積り、調達の方策を定めて、研究開発、
設備投資、市場開発の実行計画をたてる。これが長期基本方針である。
以上
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