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第136回
【物流】従業員の職務内容を明確にする<その2>
2015/3/1

  健全な状態であれば、センター長になれば、管理者として会社方針の徹底、ミッションの進捗管理、
 コスト管理などの仕事があります。しかし、明確にやるべき仕事が決まっていないので、
 「伝票発行」「配車業務」をしてしまうのです。

   やることが明確でないのに、仕事にやる気など出ません。やる仕事がわからなければ、
 路頭に迷います。毎日会社に行く意義すら見つけられなくなります。

   モチベーションの低い会社の特徴の1つに、「何をするべきかが明確ではない」
 「進捗確認などがされていない」などがあります。やることが明確で、それに対して進捗確認されれば、
 さらにやるべきことが明確になります。

   単純なことですが、仕事の棚卸をせずに仕事を続けているために、引き継いだら仕事の質が
 下がってしまうことが意外に多いのです。誰が何をするのかということは、会社として
 明確にしておくべきです。その方法は、次の3つです。

 ・組織図をつくる(兼務は少なめに)
 ・定例会議を行う(名称、日時、参加者、発表内容を明確に)
 ・問題発生時に報告する(担当者を決めておく)



                                                      以上
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