営業と言えば“KKD(勘と経験と度胸)”が1つのバイブルのようにもてはやされた。
しかし、近年は供給が大きく需要を上回っており、市場を自ら創造しなければいけない時代にもなった。
こうした状況下ではきちんと客観的データの根拠に基づき、システマティックに体系的重点的に
営業活動を強化することが求められる。以下は営業力の強化についてポイントを記載しました。
●限界を迎えている会社に多い営業スタイル
・会社の理念がないか、徹底されていない
=>何故今こうした活動が必要か、何を実現させたいかの方向性がしっかり明示されていない。
・組織がバラバラ
=>組織はあるが、各人バラバラに自分の経験で仕事をしており、組織力を引き出せていない。
・戦略がない
=>短期的な売上、利益のみに走り長期的大局的視点がないため、行き詰まりが出てしまう。
・ガンバリズム主義
=>すべては根性、やる気の問題として片付けてしまう。
●今後のあるべき営業力の強化
・現状分析の徹底
=>思い込みでなく、市場リサーチをしっかり行い、現状を分析し営業戦略を立案する
・営業戦略が明確
=>どの取引先か、あるいはどの部分に経営資源を集中投下するかの考えが明確になっている。
・営業計画が戦略に基づきロジカルに設定
=>重点取引先の設定や重点エリアの設定等、が明確にされている。
・目標管理と進捗フォローの徹底
=>月別、日別管理、進捗に対しての動機づけやフォローが徹底されている。 以上
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