そこで中小企業が自社のIT化を進めるには
どのような点に留意していったらよいか以下に見ていくこととする。
まず顧客があり、仕入先があり、自社がある。
自社の中は、基幹系システムと情報系システムに分けられる。
1.システムの種類
(1)基幹系システムとは、基幹業務で毎日発生するデータ処理を中心とする情報システムである。
集中的、定型的に行われ、業務の効率化がその主目的である。
受注・販売・顧客管理、発注・仕入・購買管理、在庫・生産管理、人事・財務管理などがある。
(2)これに対して情報系システムとは、計画策定や営業支援システムなどの非定型的業務で
利用される、情報の検索・分析・加工を中心とするシステムである。
サービス品質の向上を目的としている。
基幹系システムで作られたデータやホームページを活用したWebマーケティングや
電子メールの利用等がある。
2.外部とのデータ交換
顧客や仕入先とのデータ交換は、一部インターネット網を利用し大半は、
FAXや伝票でやり取りしているのが現状である。
しかし、将来的にはEDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)という
仕組みに変わっていくと予想されるのでその準備が必要になると思われる。
以上
|