物流の機能は、モノをお客様の元に届けることである。そして、お客様を満足させる物流が
　求められている。製造業でも流通業でもお客様がいる限り、このことは変わらない。

　　お客様はメーカーであったり、問屋であったり、小売店であったり、また、一般消費者である。
　市場は国内に留まらず、海外にも及ぶ。一方、モノを供給するメーカーの出荷地も、
　国内のみならず、中国など海外拠点にも及んでいる。そして、どこで作ろうと最終的に
　モノをお客様に届けられなければ、取引は完了しない。

　　物流とは、このように取引上の重要な機能を負っている。さらに、お客様を満足させる物流とは、
　単にモノを運ぶだけではなく、運ばれるモノが既にお客さまが使おうとしていることに対して
　準備が整っているとか、物流品質に関する信頼感がもてるかどうかなどが重要なポイントである。

　お客様がいる限り、そこには取引を作り出す可能性があり、そして取引を完了させるための
　物流が存在する。

　以上