第3の、管理者が育たない(片腕になる人がいない)
この件は、考え方によっては、それほど困難なことではない。一口で言えば、社長と相性の合う人間を
見つけ出すことから始めるべきだ。片腕になる人物を選ぶ場合、仕事をよくやる実力派の人物よりも、
次のような「性格と人柄」を重視した相性から、判断したほうがよい。
(1)自分の長所、欠点を理解している
(2)自分にないものを持っている
(3)自分と性格が逆であるが、経営の考え方に関しては共通点がある
以上の3項目の中で特に重要なことは、性格が逆であるが考え方に共通点があるということである。
これが片腕になる最重要ポイントであるということを強調しておく。
このような問題意識を持って、片腕になる人を捜してみてはどうだろうか。
以上
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