(4)消費財の販促プロモーション(SP)には、消費者へ直接働きかけるダイレクトなSPのほか、
問屋や小売店等川下の流通チャネルにおける消費者への販売を支援するSPもあります。
(5)そしてこの流通に対する支援策は、大きく2つあります。1つは販売業者を競い合わせて
成績優秀者を表彰し、副賞として商品や賞金を与え販売業者のモチベーションを刺激する支援策、
もう1つは即効性の高い値引を実施する特売出荷、店頭での広告物や商品を提供する
店頭販売助成などがあり、いずれも流通への支援策として有効な手段となります。
こういった流通への支援を、販促キャンペーンや日常の営業活動の中で、
コストと効果を計りながら実施していくことになります。
(6)キャンペーンを実施し、売上の拡大を図って行くには見込客を選定し、
特に個別の販売活動を展開することにより、売上の拡大が見込まれるお客様は
「キャンペーン実施見込客リスト」にリストアップし、個別の販売活動へとつなげて行きます。
(7)見込み客は、キャンペーンの現場での直接コンタクトの結果やアンケートの実施により
選定していきます。その結果は日常の顧客管理とリンクさせ、今回のキャンペーンだけでなく
次回のキャンペーンや別の販売活動へつなげて行きます。
以上 |