物流には、「お客様に確かなものをていねい確実に届ける」というミッション(任務)があり、
その程度をサービスレベルで規定していくという考え方なのです。
そのサービスレベルを実現するために、次の「物流5大機能」をどのように使っていくのかを
考えるのです。
(1)輪 送:A地点からB地点への移動
(2)保 管:A地点における適正な状態での貯蔵(在庫)
(3)荷 役:A地点での入庫、出庫、ピッキング、積み付け、仕分けなどの荷扱い作業
(4)流通加工:値札付けやセット組み(ビールギフトセットを組む)などの
従来なら小売店で行っていた加工業務
(5)包 装:輸送や保管を安全に行うための商品の保護
そこで、それを明確にする際に、会社として「物流をどのようにしたいのか」「優先順位はどうするのか」
など、物流方針を明確にする必要があるのです。それがあって初めて、「今後のサービスレベルを
どうするか」「物流コストを来期はどうするか」という具体事項を決めることができるのです。
以上
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