「自分に正直に生きよう」というような具体性のない、抽象的な目標を設定したのでは
効果は上がりません。達成したかどうかが計れないし、判断も主観的になります。
具体性のある分かりやすい目標にしましょう。せめて「あいさつの声をいつもより大きく
元気にしよう」とか「今日は安全の日。無事故でいこう」位でどうですか。
その目標に引っ張られて、ワクワクと仕事に取り組めるものならいうことなしです。
何も浮かばなければ「一日一善」でもいいではないですか。「いい人間になろう」
ではなく「今日、一つは善いことをする」と決めるのです。これなら目標が明確です。
目標が決まれば、書いてください。デスクの前に大きく貼りだしてもいいのですが、
まあ、小さなメモ用紙でいいでしょう。書いて、デスクの目に見えるところに置く。
ペーパースタンドにとめて、ヒラヒラさせておくと効果的ですね。ときどき思い出して、
「やるぞ!」と気合いを入れてください。
夕方、目標を達成したかどうか評価しましょう。「明日もまた、やるぞ」と気合いが
入れば万々歳です。朝と夕方の習慣にしてください。
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