<改善に必要な「三現主義」を教えておく>
仕事の改善に鉄則とされているのが「現場、現物、現実」の三現主義である。
これは実際に仕事の場に立ち(現場)、実際の仕事の仕方や製品・商品など(現物)で、
実際的に思考していく(現実)という教えである。
改善などの取り組みは、ともすると会議室に閉じこもっての議論だけで終始するという
ケースがある。これを極力避けて、実際の場で改善の手がかりを見つけていくように
しなければならない。
また中堅社員クラスに多い傾向に、自分たちで改善策を考えて取り組む前に、
上司や会社に何とかしてほしいと要望あるいは理想論が先立つことがある。
そうした意識を払拭し、自分たちで改善策を講じるよう、現実的な問題意識を
持たせるようにしていきたい。
以上
|