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第199回
報連相シリーズ1 「報告」
2020/6/1


   企業の活動をスムーズに進めていくためにはあらゆる場面において
 良好なコミュニケーションが不可欠である。コミュニケーションは企業活動の基本中の
 基本であり、それを上手に行なっていくには、「ほう・れん・そう」、つまり
 「報告」「連絡」「相談」を常に心がけることである。

  「ほう・れん・そう」のなかでもとりわけ重要なのが「報告」である。
 「報告」はビジネス活動の中の公式なコミュニケーションの一つであり、命令・指示と
 対応する大切な行動である。上司からの指示や業務命令には、レベルや期限など
 様々な条件がつく。すぐにできるようなちょっとした仕事ならともかく、
 完了まで時間がかかる仕事の場合には、節目ごとにその進捗状況を上司に
 「報告」する必要がある。部下からの「報告」がないと、上司は進捗状況の善し悪しなど
 について判断の下しようがない。

   仕事の状況をこまめに報告している社員ほど、信頼が高まるものである。
 一方、報告をしない、または報告が遅れがちの社員は、上司や周囲の人々には
 結果しかわからないため、判断の材料が少なく、誤解されたり不当な評価を
 されたりする恐れがある。                            以上

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