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第196回
性格がネアカはよき社員となる
2020/3/1


 「性格がネアカ」なヒトはよいとよく言われるが、これは当然、ネアカな人間はほとんど
 プラス発想するため、もめごとが発生しても、くよくよしないというメリットがある。

 たとえば、営業で商品のクレームや苦情が起きた場合、ネアカでプラス発想のできるヒトは、
 クレームや苦情のおかげで顧客のキーマンと話ができて、顔も名前も覚えられるが、
 その逆のネクラでマイナス発想のヒトは「あ〜あ、また怒られた。これで取引中止だ」と、
 まるでこの世の終わりのような状態になり、その客の所へ行くのをいろいろな理由をつけて
 延ばそう延ばそうとして、よけいに客を立腹させるという悪循環を引き起こし、
 本当に取引停止になる場合がある。

 このように、ほんの一例をあげただけでもわかるとおり「ネアカでプラス発想のできるヒト」は
 企業にとって将来、大変重要なポジションにつくヒトだから大いに登用しよう。

 しかし、すべてのヒトがネアカでプラス人間というわけではない。
 ネクラでマイナス人間もいる。その比率はと聞かれれば、およそ半々と考えれば、
 当たらずとも遠からずだろう。

 このため、ネクラ人間でもよい面を取り入れて入社させる必要がある。
 つまり、返事がよくてもネクラ人間の場合、そのヒト自身の性格をよく知らしめ、
 努力してプラス発想させるように教育することだ。             以上

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